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vic firthのSIH2とは?遮音性などレビュー!

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さて、今回は購入したものの紹介になります!

というのも、今回購入したものは割と新しく高性能なのに、日本人によるレビューも少ないので買うときに判断材料が少なかったわけです。なのでもし欲しい人がいたらこれを読んで参考にしてくれたらなーなんて思ってるわけです。

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それで、今回買ったのが大手ドラムスティックメーカーvic firth社から発売しているヘッドフォン「SIH2」です。これ、海外でも著名なドラマーが使っていることで少し話題になりました。benny grebも使ってるし、最近だとvic firthのYouTubeチャンネルで毎月更新されてたVFJams Live!でも使われていました。 

そんなヘッドフォンSIH2について写真付きで書いていきます!

なぜSIH2を買おうと思ったのか。

さて、早速ではありますがなぜSIH2を買おうと思ったのか。そこには大きく分けて2つの理由があります。

一つは前に使っていたヘッドフォンがボロボロになってしまったから。

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こちらです。Roland社のRH-300というモニターヘッドフォンです。僕はRoland社製の電子ドラムを自宅で愛用しています。そのため昔からRoland社のヘッドフォンに慣れていました。

(※初代は母親に投げられて大破しました。笑)

イヤーパッドも柔らかく、圧迫感もちょうどいいのでズレることも少なくそれでいて疲れないヘッドフォンでした。

しかし写真を見たらわかる通り、ヘッドバンドの部分がボロボロになっていますね。

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そろそろ買い替えかな、と。汗

そしてもう一つが、遮音性不足。

これは、僕がライブでヘッドフォンを使うというところに理由があります。メトロノームを聴いて演奏することも多いのですが、如何せんドラムというのは生音が大きい楽器です。ドラムの大きい音に負けないくらいメトロノームを大きくすると、今度は音が大きすぎて耳によくないですよね。

RH-300はヘッドフォンをしていたとはいえ遮音性が高くないので、ドラムも大きい、それに負けないくらいメトロノームが大きい。

タバコ臭い服に臭いのきつい消臭剤をかけてダブルで臭いのとおんなじ状況です。

だったら遮音性の高いドラム用ヘッドフォンを買おうと思ったわけです! 

2週間のあいだSIH2を使ってみた感想。

実際にSIH2を2週間ほど使って色々わかってきたので良かったこと、微妙だなと思ったところを書いてみたいと思います。

何と言っても期待するのはこれですよね。遮音性。

説明には25db下がりますよって書いてありましたが25dbってよくわからない。僕の経験不足なのか25db下がった音って全然イメージできなかったので、こればっかりはつけでみないとわからないところでした。

今までのヘッドフォンだと愛用してるメトロノームアプリにつなげて音量MAXにしてもたまに聴こえないことがありました。これはメトロノームアプリ自体の音量が小さかったので諦めてたのですが、このSIH2にしたらMAX以下でもドラムがプレイできるようになりました。耳に入ってくるドラムの音もメトロノームの音も小さくなったので、前より耳に優しい環境で演奏できてますね。ヤッタネ。

さらに25db下がった音とはいえど、全部の音が籠もった感じではなく、むしろアタック音がクリアに聴こえます。メトロノームもしっかり聴こえるので、かなりプレイがしやすくなりました!さすがドラムメーカー。

ヘッドフォンとしての音質は思ったよりいい!

と言いますのも、このヘッドフォンの1つ旧型ものも「SIH1」というものがあるのですが、こちらはなかなかに音質が悪かったようで、レビューを見た感じでも音質いい派の人は見かけませんでした。

このSIH2も対して進化してないのかなと音質には期待はしていなかったのですが、思ったより良かったです。ハイが耳に刺さって痛いとかローがスカスカでしょぼいとか、全然ないです。

もちろんモニターヘッドフォンとしてミックスやマスタリングをするのは向かないですが、メトロノームやシーケンサーを聴きながらドラムをプレイするには十分だと思いました!

長時間はつけられないと言われてるけど??

このヘッドフォンは遮音性がウリですが、そのためにはどうしても耳を完全に塞ぐ必要があります。つまりかなりの圧迫感があります。つけるときもそれなりにグッと力を入れて開く必要があります。銃を撃つときのイヤーマフみたいなイメージですね。

で、その圧迫感ゆえに疲れるから長時間はつけられないとされているのですが、僕は最近では結構慣れてきて2時間くらいだったら装着可能になりました。

これも得意苦手あると思いますし、自分は長時間ヘッドフォンつけても平気なタイプなので、ある程度は購入前に想定しておくべきポイントかもしれません。

安っぽい(壊れそう)

安っぽいと書きましたが、正しくは安い。です。

1万円前後のヘッドフォンに耐久性を期待してはいけませんね。

安っぽいポイントといたしましては、

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サイズを調整する銀のパーツが折れそう。

(それなりの圧迫感で圧がかかっているからなおさら)

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ケーブルの付け根がプラスチックで心もとない。

(ケーブル2mほど、L側から出ています。)

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こっち側も安っぽいです。でも変換できるだけありがたい。

まあほんと、削れるとこ削って遮音性にお金を費やした感じですかね。

首にかけられない

これが意外と大事なのですが、圧迫感がありコンパクトな状態に戻ろうとする力が強いので、DJみたいに首にかけられないのです。

ドラム用で25dbも下がっているわけですから、これをつけたままだとスタジオで人と会話することができません。つまり喋るときは外すのですが、またつけるのが面倒なのです。すぐに コンパクトになってしまうので。

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コンパクトになるとこのサイズ感なので持ち運びには大変便利ですね。ボールだと思って運べます。

まとめ

さて、散々語ってきましたが、じゃあ結局、買って良かったの?悪かったの?というところです。答えでいうと、僕は買って良かったけど好みはかなり分かれるから必要だと思ったら買えばいかがか?といった感じ。

大安定これ買っておけばOKとはお世辞にも言えない。

癖が強い、好きな人は好き、嫌いな人は嫌い、大安定を選ぶならやっぱりソニーを買っておくべきかもしれない。

でも僕は壊れたらリピ確定です。


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