テニスボールでできる完璧な電子ドラムの振動対策!
電子ドラムを使ってて気になる音は2つあります。
スティックで叩いた時の打撃音と、ペダルを踏んだときなどに床に響く振動音です。振動音って家の壁とか床を伝って家全体に響くから、特にご近所からのクレームの元になったりします。
かくいう僕もそうでした。僕は上の階で生活していたので、電子ドラムの振動を減らす方法を考えていました。いろいろなマットを床に敷いたりしました。調べていく中で海外の方の動画を見ていたら簡単に作れてなおかつ効果がある物を作っていたので、それを元にアレンジしたものを作りました。
おかげで振動が下の階に伝わることがなくなったので紹介したいと思います!
防振の構造、キーアイテムは【テニスボール】
かつて防振のためにいろいろなものを敷いていたのですが、例えば「畳」、「ドラムセットの床に敷く用のマット」、「ゴムマット」などです。
ですが海外の方の動画で「テニスボール」を使っているのを見つけました。かつて日本でもバランスボールみたいなものを使う方もいらっしゃいましたが、それと同じような考え方です。実際に見ていきましょう。
(手書きで失礼します。)
一番下にテニスボール、その上に合板、その上に畳を2枚敷いています。テニスボールは半分に切って使っています!僕の電子ドラムは1畳に乗るくらいのサイズなので、床も1畳で作っています。合板はホームセンターでサイズを合わせて切ってもらいました。畳が余っていたので上に重ねていますが、代わりにゴムマットなどでも防振できると思います!
上から見ると、このように32個のテニスボールを使っています。実際は1個を半分に切っているので16個のボールを使っています!
見事に挟まってます。合板にタッカー(でかいホッチキスみたいなもの)でとめてあります!一応で固定されていますが、モノによってはタッカーが外れて動いたりしています。定期的にテニスボールの位置を調整してあげると安心ですね!
実際効果はどうなの
実際に今、iPhoneの振動計測アプリで振動を測ってみました。正直詳しい見方がわかりません。
↑これがペダルの横、つまり防振台の上にiPhoneを置いた状態、つまり電子ドラムを床に直で置いてる状態と同じ状態での計測です。
ある程度振動が出ているのがわかります。
これが防振台の下にiPhoneを置いた状態です。若干は振動がありますが、大幅に減っているのがわかります!効果絶大です!
この床の効果を存分に発揮するためのポイント
この防振台の効果を発揮するために気をつけるべきポイントがあります。
それは台を壁に密着させない(つけない)ということです。
台と壁の間に隙間を作ることで、壁から振動を伝うことを防げるのです。
まとめ
僕的にはこれで振動問題に決着をつけることができました。買ってきたテニスボールを延々と切り続けるのは大変でしたが、安定感もあるし作ってよかったと思いました!振動で困っている人の助けになればいいと思っています!
なにか質問がありましたらTwitter、お問い合わせ、コメントからお願いしまーす!